東京月曜最多の1219人で今後の展開は

週末開けての月曜日は人数が低い傾向にあるなかでの最多更新。前回の4日は884人だったから初の1000人台。この傾向が続けば今週は3000人突破も視野。確立は低いが最悪な方に振れれば5000人突破とかもあるかもしれない。

重傷者数が131人とこちらも過去最高で医療が逼迫している状況、今後は命の選別(トリアージ)も時間の問題というかそのレベルに達しているんじゃないでしょうか。コロナ以外でも冬場は脳卒中とか生死に関わる急患が増えるでしょうし。どうしても政府の対応は後手後手感が否めない。

新成人にみる危機感。成人の日とあって、各地の新成人の声が報道されていましたがやはり若者、危機感がない人が多い傾向かもしれません。もちろん報道は危機感を煽るためにそういった意見の方に偏って報道しがちではあるとは思いますが、それでも若者は危機感が薄いんでしょう。原因は核家族化がすすんだことに加えて、一人暮らしの率も結構高かったりすることかな。特に都心とかでは。あとは若者だけでの寮生活とか。

新成人のなかでも危機感を感じている若者は同居する家族に高齢者がいる人が多い。自分が無症状感染で感染させてしまって家族が亡くなったら嫌という懸念。こういった身近な想像力がないとなかなか若者に恐れよといっても無理でしょう。

確かに自分だったらと考えれば、同居家族に後期高齢者がいるし、高血圧症、糖尿病などの基礎疾患もある、自分も高血圧だし、3年前に禁煙したもののいまだにCOPDで悩まされている。自分がかかっても死ぬかもしれない、移したら同居家族も死ぬかもしれない。こんな状況では自由にはできない。でも自分がまだ若くて大学生で一人暮らしの時にこの状況だったらと考えたら、今のような厳しい自粛はしないでもっと外食したり、行きつけの飲み屋を応援したりと、間違いなくしていると思う。だから、一概に若者が悪いとは言えないが、それでも今の危機的状況を乗り越えるためにはこの1ヶ月、2ヶ月、なんとか辛抱しておとなしくしていて欲しいものだ。

今後の流れとしては、関西の3県にも緊急事態宣言発令との報道がある。早めに手を上げた大阪、京都、兵庫だ。関西圏では人口も多いし、ある程度栄えてる。しかし、他に名乗りを上げた岐阜とか栃木はどうなった?政府は緊急事態宣言の解除は迅速に行うが、発令には極めて新潮な姿勢。各自治体の長が養成しても有識者会議に諮ってからみたいな・・・。どうしてもお金が必要になるから慎重なのか、責任とりたくないのかよくわからないが、解除を迅速にというならとりあえず出せよ!って思う。必要ないなら即解除すればいいでしょう。今後もさらに範囲は広がるんじゃないでしょうか。

近くに選挙を控えている政権だけに、支持率も気になるし、余計なことをしてやり玉に挙げられたくないというのがミエミエで、リーダーシップなんてあったもんじゃない。もっと大胆な行動をしてくれると少し期待してみたけど、今の政権にはむずかしいか・・・