投資が怖い?ならタダから始めてみよう!

老後2000万円問題とか、年金もらえなくなるんじゃないかとか、色々不安は尽きないですよね。アベノミクスで格差は広がり、資産1億円以上持つ人の割合は日本だと100人に2.6人とも言われアメリカ、中国についで世界第3位だと池上彰のニュース解説で言っていました。

一方ではSMBCコンシューマー・ファイナンスが2019年12月20日から23日の4日間に20歳から49歳の男女を対象に「20代・30代・40代の金銭感覚についての意識調査2020」を実施したところ・・・

貯蓄が0万円が20代で18.6%、30代で20.0%、40代で23.2%という結果に、また、30代以上では1000万円超が約10人に1人という結果。

一般庶民には本当に厳しい世の中だと思います。日本もアメリカと同じようにインフレを目標としています。いまのところなかなか達成できてはいませんが。かりに今後インフレ目標を達成するとしましょう。インフレが起こるということは簡単に言えば物価が上がるということ。もちろん普通なら賃金も上がるでしょうが、同時にお金の価値が下がるということになります。100円で変えたものが200円になってしまえば今の100円のままでは将来同じものが買えなくなってしまいます。というとこは現金を持っていても将来的にはその現金そのものの価値が下がってしまうという可能性が高いということです。

では銀行に預金したらどうでしょうか。今の大手都市銀行などの普通預金金利はなんと0.001%とかです。

それが定期預金にするとなんと2倍!0.002%にもなるんです!・・・っておい!

楽天の記事のときに楽天銀行の金利を載せましたが、一部ネット銀行などは特定の条件などを達成すると金利がアップしたりはしますが、それでも1%未満、よくて0.1%とかです。

つまり、インフレが続けば銀行に預けていても実質的なお金の価値は下がってしまう可能性もあるということ。インフレ2%で金利0.1%なら物価が2%上がるけど貯金は0.1%しか増えない。

もちろん、日本経済が良くなればのちのち金利は上昇することもあるでしょうけど、これもなかなか厳しい。アベノミクスで株価は上昇しました。でもインフレ目標は達成できず、賃金も思ったほど上がらない、にもかかわらず格差は広がり、シュリンクインフレーションが主流になって、価格は据え置きなのに実質的には値上げという企業努力という名の見えないインフレ。そりゃ庶民の生活は苦しくなりますよ。実感として、地方のスーパーの価格ですがとりむね肉は100グラム19円が39円、豚肉こまが100グラム58円が98円、アメリカ産牛肩ロースステーキ肉が100グラム78円が158円というふうに、アベノミクスで値上がりしていきました。こういったグラム単価のものはシュリンクインフレーションできるわけじゃないから素直にインフレしてるんですよね。しかも身近な食料品。そりゃ庶民は苦しいけど、閣僚とかとくに財務相とかってグラムいくらか知らないだろうね。庶民はインフレ、シュリンクインフレーションの影響もろに受けてるけど、その分金額の高いものって色々な努力や技術開発などで価格がそれほど上がらないから全体的にみたらインフレ目標達成できてないだけなのではないでしょうか?もう少し庶民的な感覚を持っていただきたいものです。

日本がなぜ今後も厳しいのか、もちろん政府はなんとかして経済を良くして行くためということでアベノミクスを継承して日銀も異次元の金融緩和を推し進めるようです。では日本がアメリカ、中国などと根本的に違うところはどこか、圧倒的な少子高齢化です。国連の人口推計によると次の表のようになっています。

この中では日本だけ2010年から人口減少しています。アメリカ、中国、インドなどこれからも経済成長が期待される国は新興国なども含めて基本的に人口増加傾向の国がほとんど。簡単な理由は労働力です。

この点でも日本は結構なビハインドがあると思います。

今の日本の株価は世界的な金融緩和政策によって市場に溢れ出した現金が行き場を失って流れてきているものと、株価が下がると日銀がETFなどで買い支えをしている部分が多く実体経済を表したものではありません。いずれは必ず下振れするリスクはあると思います。

自分は専門家ではありませんが、こういった意見にはすごく共感しますし、何かをしないととは思います。

そこで何から始めたらいいかよくわからない方のためにタダで、ちょっとしたことをするだけで投資を始められる方法を紹介します。1つは完全にタダ、もう一つは完全にタダでもできる方法。

完全にタダでできる投資術

まずはSBI証券の証券口座を開設します。

SBI証券口座開設

上のリンクから口座開設ページに行けると思うので無料口座開設こちらというところをクリックするとメールアドレスを入力する画面に移動します、その後は手続きに従って必要事項を入力したり、本人確認などで完了。

SBI証券はTポイントで投資ができるんです。そして、ここにもありますが、投資信託は100円から購入できるので100ポイントあればポイントだけで投資信託が購入できます。これで資金ゼロでも投資を始められます。

ん、そもそもTポイントがないって?もちろんTポイントを貯めるためだけにわざわざコンビニとかドラッグストアとかで何か買う必要はありません。もちろんもともとTポイントをよく使っているという方にはそのままポイント投資をおすすめします。なぜかって?ポイントのまま貯めたり使うよりも増える可能性があるからです。もちろん減る可能性もあります。でも投資信託に換えることによって現金化できるというメリットもあります。

簡単にタダで投資信託を毎月購入!

使うのはこのTポイントシュフーアプリ。AndroidもiOS版もあるのでスマホもっていればOK。

基本的にやるのは①と③だけです。

このチラシを見るボタンから朝6時からと夜20時からの時間帯に1個チラシを見ればOK。2回ともやれば2ポイントゲット!

ゲットできるチラシの間にただの広告が紛れ込んでるのはちょっとうざいけど多分一番上のはチラシの場合が多いかな。広告はワンテンポ遅れて表示されるので誤爆誘発させてますねぇ。

次は動画を見るボタンから動画CMを見ます。これは音を出さなくてもいいので押してしばらくすると動画がおわった画面になるので・・・

右上とかにでてくるバツ印を押して閉じます。

少し読み込みか何かで準備中になりますがまたボタンが表示されたら動画を見ての繰り返し、これで2ポイントゲット。ちょっと前まではこの機能がなくって連続して動画を見ていくと最後の動画がどうしても見れなくなって時間をあけないといけないという時間切れトラップがありましたが、改善された模様。

動画を見るといいましたが、興味がなければもちろんスルーです。これで毎日続ければ4ポイント、毎月120ポイント前後ゲットできるのでタダで投資信託が購入できます。年間で最大1400円分の投資信託がタダでゲットできます。

まぁ、ちょっと手間かもしれませんが、なれれば何かの合間にでも簡単にできるのでおためしには丁度いいと思います。もちろん普段からTポイント貯めてたらもっと購入できちゃう!

どうせやるなら積立NISA

もちろん100万前後今年のうちに投資するならNISA口座ですが、そんな余裕がない、しばらくは少しずつでもという方には積立NISA口座をおすすめします。もちろんちょっと試したら来年か再来年には40万以上投資したいという方はもしかしたらNISAで開いたほうがいいかも。今のところ2023年までしかNISA口座は開けないのでちょっと試したら本格的に始めようと迷っているならNISAも積立NISAも来年か再来年まで待ってもいいとは思います。

投資信託何を買えばいいの?

投資信託と言っても種類は沢山あります。初心者でとりあえず投資がしたい方におすすめなのはSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドかeMAXIS Slim(イーマクシススリム)米国株式(S&P500)あたり。

理由はやはりアメリカは世界の経済の中心。人口も増加傾向で引き続き経済成長が見込めること。そして、アメリカの株価は右肩上がり。何度も暴落を乗り越えて上がり続けています。

ということでオーソドックスなS&P500に連動するこの2つがおすすめ、でもどうせならっていう場合は・・・

SBIのほうがやや有利だと思います。自分はなぜかよくわかりませんが2つとももってるけど。SBIのほうが新しいファンドなので同じような内容でも、基準価額が安いので同じ金額でも買える口数が多い。

今日の段階で基準価額を比較すると

  • SBI 12620円
  • eMAXIS 13751円

さらに信託報酬で比較

  • SBI 0.938%以内
  • eMAXIS 0.0968%以内

SBIは後発なぶん若干有利な内容になっているんでしょうか。ということでSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドあたりで初めて見るといいと思います。

Tポイントだけで購入した投資信託の今

これはリアルにTポイントのみで購入した投資信託の実績です。調べてみたら2019年の8月に初めて2020年の6月くらいまで買付してました。中には絶賛含み損のブラジルのとかもありますが・・・w

当時はファミマではTポイントだけだったし、エネオスでもTポイント付いてたからそこそこ買うことができました。今ではどっちもほとんど使わなくなりましたが・・・

まぁ、今はポイントは楽天ポイントメインなのでTポイントはさっきアプリのがある程度たまったときに買うくらいです。ちなみにNISA口座は別の所で作ってあります。

もしよかったら投資の練習にいかがでしょうか。

SBI証券[旧イー・トレード証券]

次回はもうひとつの完全にタダでもできる方法を紹介したいと思います。